【2025年版】おすすめ読書インフルエンサー10選｜YouTubeやインスタで話題の人を厳選

いつも同じジャンルの本ばかりで、読書のマンネリを感じているなら、SNSで活躍する読書インフルエンサーを参考にするのがおすすめです。

大切なのは、数多くの発信者の中から自分と感性が合う「本の案内人」を見つけることです。

この記事では、YouTubeやインスタグラムで人気の読書インフルエンサーを厳選し、それぞれの特徴や人気の理由を詳しく解説します。

あなたの読書の世界を広げてくれる、理想の案内人がきっと見つかります。

読書インフルエンサーがあなたの読書体験を豊かにする3つの理由

「最近、読む本が同じジャンルばかりでマンネリ気味…」と感じていませんか。

そんな悩みを解決するのが、読書インフルエンサーの存在です。

彼らの発信は、単なる本の紹介にとどまらず、あなたの読書の世界を根底から広げてくれる力を持っています。

書店や広告の情報だけでは得られない、新しい本との出会いが待っています。

ここでは、読書インフルエンサーをフォローすることで、あなたの読書体験が豊かになる理由を3つ解説します。

書店や広告とは違う熱量のある個人の視点

読書インフルエンサーの最大の魅力は、一人の読書家としての正直で熱量のある言葉に触れられる点です。

彼らは広告塔としてではなく、心から感動した本を、自身の経験や人生観を交えて語ります。

例えば、「この一節が、私の仕事に対する考え方を180度変えてくれました」といった個人的な体験談は、企業の作ったキャッチコピーよりも深く心に響くものです。

その熱意あふれる言葉が、本選びに失敗したくないあなたの確かな道しるべとなります。

商業的な視点から離れた純粋な「好き」という気持ちが込められたレビューは、本質的な本の価値を教えてくれます。

普段は手に取らない新しいジャンルとの出会い

自分の好みで本を選んでいると、どうしても思考の範囲が固定化されがちです。

読書インフルエンサーは、自分では決して手に取らなかったであろう未知のジャンルへの扉を開いてくれます。

信頼しているインフルエンサーが夢中になって紹介する姿を見ると、「この人が言うなら読んでみようかな」という気持ちが芽生えます。

普段なら読まない歴史小説やサイエンス系のノンフィクションが、あなたの人生を動かす一冊になることも少なくありません。

月に1冊でも彼らのおすすめに従うだけで、年間12冊の新しい世界と出会えます。

彼らの視点を通すことで、食わず嫌いを克服し、知的好奇心を満たす新たな読書の喜びを発見できるのです。

読書をさらに楽しむための多様なヒント

インフルエンサーの発信は、おすすめ本の紹介だけではありません。

彼らが実践している読書をより深く楽しむための技術や考え方も、あなたの読書生活を充実させます。

知識を確実に定着させる読書ノートの書き方、積読を解消するための時間管理術、集中力を維持する3つのコツなど、すぐに真似できる実践的な情報が満載です。

彼らのスタイルを参考にすることで、ただ読むだけでなく、読書から得た学びを自身の成長へとつなげられます。

本選びから読後の活用法まで、トータルであなたの読書習慣をアップデートするヒントが得られるのも、彼らをフォローする大きなメリットです。

【2025年版】おすすめ読書インフルエンサー10選

読書の世界を広げたいと思ったとき、SNSで活躍するインフルエンサーは心強い味方になります。

彼らの発信は、書店で平積みされている本や広告とは一味違う、個人の熱量にあふれた視点を提供してくれるからです。

ここでは、YouTubeやInstagram、TikTokなどで活躍する人気の読書インフルエンサーを10名厳選しました。

あなたの「本の案内人」がきっと見つかります。

名前	主な活動場所	特徴	おすすめな人
中田敦彦のYouTube大学	YouTube	難しい本をエンタメとして解説	楽しく教養を身につけたい人
サラタメさん	YouTube	ビジネス書をアニメで要約	忙しいビジネスパーソン
ベルりんの壁	YouTube	文学作品を深く愛情込めて解説	文学の世界に浸りたい人
ほんタメ	YouTube	プロの視点で最新の本を紹介	本のトレンドを知りたい人
アバタロー	YouTube	忖度なしの鋭い書評	本質的な批評を求める人
読書する人	Instagram	洗練された写真と引用で紹介	感性で本を選びたい人
Kae	YouTube, Instagram	洋書や翻訳文学とおしゃれな暮らし	海外文学に挑戦したい人
けんご	TikTok	現役書店員がテンポ良く紹介	話題の本をサクッと知りたい人
ごく普通の読書好き	X (旧Twitter)	等身大の感想で共感を呼ぶ	読書の感想を共有したい人
flier（フライヤー）	Webサイト, アプリ	1冊10分で本の要点を把握	効率的に知識を得たい人

これから紹介する一人ひとりの発信に触れることで、今まで手に取らなかったジャンルの本に挑戦するきっかけが生まれたり、一冊の本をより深く味わうヒントが見つかったりするはずです。

中田敦彦のYouTube大学｜エンタメとして学ぶ圧倒的な教養

中田敦彦のYouTube大学は、お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の中田敦彦さんが運営する、教育系エンターテインメントチャンネルです。

難しいビジネス書や歴史書、自己啓発本などの内容を、ホワイトボードを使いながら巧みな話術で解説してくれます。

チャンネル登録者数は500万人を超えており、多くの動画が数百万回再生されるなど、絶大な影響力を持っています。

難解で分厚い本も、彼のプレゼンテーションにかかれば、まるで面白い物語を聴いているかのように頭に入ってきます。

項目	内容
主なジャンル	ビジネス書、歴史書、自己啓発本
発信スタイル	エンタメ性の高いプレゼンテーション
メリット	難解な本の内容を楽しく理解できる
デメリット	要約が中心で、本の細かなニュアンスは伝わりにくい場合がある

読書に苦手意識がある人でも、このチャンネルをきっかけに本の面白さに目覚めることができます。

気になっていたけれど手を出せなかった名著に再挑戦する第一歩として、最適な案内人といえるでしょう。

サラタメさん【サラリーマンYouTuber】｜明日から使えるビジネス書の要点

サラタメさんは、忙しいビジネスパーソン向けに、ビジネス書の要点をホワイトボードアニメーションで解説するチャンネルを運営しています。

明日から仕事で使える実践的な知識を、分かりやすくコンパクトにまとめてくれるのが人気の理由です。

動画は1冊あたり15分程度にまとめられており、通勤中や昼休みなどのスキマ時間で効率的にインプットができます。

アニメーションを用いることで、複雑なフレームワークや概念も視覚的に理解しやすくなっています。

項目	内容
主なジャンル	ビジネス書、自己啓発本、仕事術
発信スタイル	ホワイトボードアニメーションによる要約
メリット	通勤中などのスキマ時間で効率的に学べる
デメリット	原著の熱量や文体を感じたい人には物足りない

彼の動画で紹介された本をきっかけに、仕事の生産性が上がったり、キャリアについて深く考えるようになったりする人も少なくありません。

知識をアップデートし続けたい全てのビジネスパーソンにおすすめのチャンネルです。

ベルりんの壁｜文学の深い世界へ誘う案内人

ベルりんの壁は、純文学や海外文学を中心に、作品の背景や作家の人生まで深く掘り下げる文学紹介チャンネルです。

運営者のベルりんさんが、一冊の本に対して抱く深い愛情と敬意が、その丁寧な語り口から伝わってきます。

動画の長さは1時間を超えることも珍しくありません。

しかし、その熱のこもった解説は多くの文学ファンを魅了し、一度は読んだけれど難解だと感じた作品の本当の面白さを再発見させてくれます。

項目	内容
主なジャンル	純文学、海外文学、古典
発信スタイル	愛情深く、アカデミックな語り口
メリット	作品への理解が深まり、再読したくなる
デメリット	要点だけ知りたい人には長く感じられる

ただあらすじをなぞるのではなく、一冊の本を多角的に、そして深く味わう読書の喜びを教えてくれるチャンネルです。

彼の案内で、あなたも文学の森の奥深くへと足を踏み入れてみませんか。

ほんタメ｜新刊から名作まで網羅する書評チャンネル

ほんタメは、現役の書店員と編集者が出演し、新刊から隠れた名作まで幅広く紹介する書評エンタメチャンネルです。

本のプロフェッショナルたちが交わす軽快なトークの中から、今読むべき本が見つかります。

「新刊ドラフト会議」や「年間ベスト」など、本好きの心をくすぐるユニークな企画が多く、動画を見るだけで書店の棚を眺めているようなワクワク感を味わえます。

紹介されるジャンルも小説全般、ミステリー、エンタメ小説と多岐にわたります。

項目	内容
主なジャンル	小説全般、ミステリー、エンタメ小説
発信スタイル	プロの視点からの対談形式
メリット	今読むべき本がわかり、書店に行くのが楽しくなる
デメリット	紹介される冊数が多く、迷ってしまうこともある

ほんタメをチェックすれば、今の出版業界のトレンドや、次に話題になる本をいち早く知ることができます。

読書仲間と本について語り合うような楽しさを提供してくれるチャンネルです。

アバタロー｜年間500冊読む書評家の鋭い視点

アバタローさんは、年間500冊以上を読破する書評家が、忖度なしの鋭い切り口で本を解説するYouTubeチャンネルを運営しています。

彼のレビューは、ただ本を褒めるだけでなく、その本の限界や問題点にも踏み込むのが特徴です。

その論理的で時には辛口な批評は、「本当に信頼できる書評が聞きたい」と願う多くの読書家から絶大な支持を集めています。

彼のレビューを参考にすることで、本選びの失敗を減らせるでしょう。

項目	内容
主なジャンル	ビジネス書、小説、新書
発信スタイル	論理的で辛口な書評
メリット	本質的な批評が聞け、本選びの失敗が減る
デメリット	辛口な評価が合わない人もいる

流行っているからという理由だけでなく、自分にとって本当に価値のある一冊を見つけたい人にとって、彼のチャンネルは頼れる羅針盤となります。

読書する人｜洗練された写真と心に響く引用

読書する人は、美しい写真と心に響く一文で本を紹介する、フォロワー数十万人を誇る人気のInstagramアカウント（読書垢）です。

静かで落ち着いた雰囲気の写真と、選び抜かれた言葉の組み合わせが多くの人の心を掴んでいます。

投稿は1投稿につき1冊、本の表紙と最も印象的な引用文で構成されており、詳細なあらすじはありません。

しかし、そのミニマルな表現が逆に想像力をかき立て、直感的に「この本を読んでみたい」と思わせてくれます。

項目	内容
主なプラットフォーム	Instagram
発信スタイル	ミニマルで洗練された写真と引用
メリット	スキマ時間で感性が刺激され、素敵な本に出会える
デメリット	本の詳しい内容やあらすじはわからない

忙しい日常の中で、ふと目にした投稿が新しい読書の世界への扉を開いてくれるかもしれません。

まるでアートギャラリーを訪れるような感覚で、本との出会いを楽しめるアカウントです。

Kae｜洋書や翻訳文学のおしゃれなブックレビュー

Kaeさんは、洋書や翻訳文学を中心に、カフェやインテリアといった本のある暮らしを発信するVloggerでありInstagrammerです。

彼女のフィルターを通して紹介される本は、どれもおしゃれで知的な雰囲気をまとっています。

YouTubeでは流暢な英語で洋書をレビューする動画も投稿しており、海外文学ファンはもちろん、英語学習者からも注目されています。

彼女の発信に触れることで、読書がより洗練されたライフスタイルの一部になります。

項目	内容
主なプラットフォーム	YouTube, Instagram
発信スタイル	VLOG形式でおしゃれなライフスタイルと共に紹介
メリット	海外文学への興味が湧き、読書の幅が広がる
デメリット	紹介される本がニッチな場合もある

普段は日本の小説しか読まないという人も、Kaeさんの発信をきっかけに翻訳文学の魅力に気づかされるはずです。

知的好奇心を満たしながら、自分の世界を広げたい人にぴったりです。

けんご｜現役書店員が紹介する今話題の一冊

けんごさんは、TikTokを中心に活動する現役書店員で、短い動画で本の魅力を伝える人気のブックトーカーです。

その熱量あふれる語りと、的確に本の面白さを伝える手腕で、多くの視聴者の心を掴んでいます。

彼の紹介をきっかけに本の売上が数倍に伸びる「けんご売れ」という現象が起きることも珍しくありません。

出版業界からも注目される存在であり、彼の投稿をチェックすれば、今まさに話題になっている本を知ることができます。

項目	内容
主なプラットフォーム	TikTok, YouTube
発信スタイル	テンポの良いショート動画での熱量ある紹介
メリット	今読むべきトレンドの本がすぐにわかる
デメリット	ショート動画なので深い解説はない

エンターテインメントとして楽しみながら、最新の本の情報を手に入れたい人に最適です。

彼の動画は、新しい本との出会いのきっかけを次々と提供してくれます。

ごく普通の読書好き｜共感を呼ぶ等身大の感想

ごく普通の読書好きは、特定の名前を持たず、読者の心に寄り添う等身大の感想を発信するX（旧Twitter）アカウントです。

プロの書評家のような難しい言葉ではなく、読者が感じる素直な気持ちを代弁してくれます。

短い文章の中に込められた、飾り気のないストレートな言葉が、「そうそう、それが言いたかった」「自分も同じことを感じた」という多くの読者の共感を呼んでいます。

彼のポストを読むと、読み終えた本の余韻を誰かと分かち合っているような気持ちになれます。

項目	内容
主なプラットフォーム	X (旧Twitter)
発信スタイル	読者の本音を代弁するような短い感想
メリット	読み終えた本の感想を共有する喜びを感じられる
デメリット	プロの書評のような体系的な情報はない

次に読む本を探すためだけでなく、読書という孤独な行為を通じて誰かと繋がりたいと感じる時に、心に寄り添ってくれるアカウントです。

flier（フライヤー）｜1冊10分で要点がわかる本の要約

flier（フライヤー）は個人ではなく、本の要約を配信するサービスで、1冊あたり約10分で読めるテキストや音声でビジネス書の要点を提供しています。

インフルエンサーとは少し毛色が違いますが、本選びの強力なツールとなります。

掲載されている要約コンテンツは3,500冊以上にのぼり、各分野の専門家が執筆しているため質が高いのが特徴です。

多くのビジネスパーソンが、読むべき本を見極めるための情報収集や、読書のきっかけ作りに活用しています。

項目	内容
主なプラットフォーム	Webサイト, アプリ
発信スタイル	プロが作成した高品質な本の要約
メリット	膨大なビジネス書の中から読むべき本を効率的に探せる
デメリット	月額料金がかかる

flierで要約を読んでみて、興味を持った本だけを実際に購入するという使い方をすれば、時間もお金も無駄にすることなく、質の高いインプットを実現できます。

自分にぴったりの本の案内人を見つける3つのコツ

数多くの読書インフルエンサーの中から、本当に自分に合う人を見つけるのは簡単なことではありません。

ここで重要なのは、闇雲にフォローするのではなく、自分の「読書の軸」と照らし合わせることです。

たくさんのインフルエンサーがいるからこそ、誰をフォローすれば良いか迷ってしまいますよね。

しかし、いくつかのコツを押さえるだけで、あなたの読書生活を豊かにしてくれる運命の案内人が見つかりやすくなります。

ここからは、あなただけの「本の案内人」を見つけるための、3つの具体的なコツを紹介します。

好きな本のジャンルからの探索

まずは、あなたが普段よく読む、あるいは興味のある本のジャンルから探すのが最も確実な方法です。

例えばビジネス書が好きならサラタメさん【サラリーマンYouTuber】、文学が好きならベルりんの壁さんのように、特定ジャンルに特化したインフルエンサーがいます。

多くのインフルエンサーは、得意なジャンルを持っています。

ビジネス書の要約チャンネル、文学作品の深掘り、話題の新刊小説レビューなど、その専門性は様々です。

自分が好きなジャンルで活躍している人を見つけることで、求めている情報に効率よくたどり着けます。

自分の好きなジャンルを深めることは、新しい本との出会いの確度を高める第一歩になります。

心地よいと感じる発信スタイルでの選択

本の紹介方法はインフルエンサーによって千差万別です。

動画での熱い語り口、洗練された写真と文章、アニメーションを使った分かりやすい要約など、自分が「心地よい」と感じる発信スタイルで選ぶことが、長くフォローし続ける秘訣となります。

例えば、約20分ほどの動画でじっくり解説を聞きたいのか、Instagramの投稿で1分以内に本の雰囲気を掴みたいのかで、選ぶべき人は変わります。

内容だけでなく、情報の受け取り方にも注目してみましょう。

スタイル	おすすめのプラットフォーム	特徴
じっくり解説	YouTube	本の背景や著者の意図まで深く理解できる
要点まとめ	YouTube, flier（フライヤー）	短時間で効率的に本の概要を把握可能
ビジュアル重視	Instagram	写真やデザインで直感的に本の魅力を感じる
トレンド速報	TikTok, X（旧Twitter）	話題の新刊やバズっている本を素早く知れる

自分がストレスなく情報を楽しめる発信スタイルの人を見つけることで、読書へのモチベーションも自然と高まります。

複数フォローで見つける自分と感性が合う人

最後のコツは、最初から一人に絞らず、気になった人を3〜5人ほど気軽にフォローしてみることです。

しばらく投稿を眺めているうちに、自然と自分と感性が合う人が見えてきます。

同じ本を紹介していても、「この人の感想はしっくりくる」「この視点はなかった」と感じるポイントは人それぞれです。

複数のインフルエンサーの投稿を比較することで、誰の言葉が自分の心に最も響くのかが明確になります。

焦らずに色々な人の発信に触れることが、心から信頼できる「本の案内人」との出会いにつながる最良の道です。

まとめ

この記事では、YouTubeやインスタグラムで話題の読書インフルエンサー10選と、自分に合う案内人の見つけ方を解説しました。

数多くの発信者の中から、あなたと感性が合う「本の案内人」を見つけることが何よりも大切です。

まずはこの記事を参考に、気になるインフルエンサーを2〜3人フォローすることから始めてみませんか。

きっとあなたの読書の世界を豊かにする、新しい本との出会いが待っています。