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辻堂ゆめさんのデビュー作『いなくなった私へ』は、ただのミステリー小説ではありません。 この物語は、「本当の自分とは何か」という普遍的な問いに、鮮やかな伏線とどんでん返しで答えを示してくれます。 ある日突然4年間の記憶を失った主人公が、過去の自分からの手紙を頼りに真相を探る、謎解きの先に温かい感動が待つミステリーで、多くの読者の心を掴みました。 どんでん返しは気になるけど、読んだ後に落ち込むのは嫌だな… ご安心ください、本作はミステリーの枠を超えた爽やかな読後感が魅力です 『いなく...